モンテッソーリ教育の教員資格を取得するには、目的別に指定された教員養成講座を受ける必要があります。日本ではまだそこまで馴染みがないように思えるモンテッソーリ教育ですが、アメリカをはじめ、海外ではブームにまでなった教育法なのです。
イタリアの医師だったマリア・モンテッソーリが考案したのがきっかけで、世界中に瞬く間に広まったのが、このモンテッソーリ教育です。教育方針としては、大前提として、子供を中心にして考えられた教育で、適切な環境やシチュエーションを整えることで、自主性や独立性などの自己発展を大切にするというものです。それによって、子供にとってベストな発達を目指すというのが狙いです。
つまり、創造力や柔軟な思考を尊重して伸ばしていき、自立した子供を育てていくというのが目的とされた教育法といえるでしょう。そんなモンテッソーリ教育を受けた著名人は世界中にたくさんいます。世界中で利用されているアマゾンの創立者ジェフベゾス、検索エンジンの代名詞ともいえるグーグルを創立したサーゲイブリン、ラリーページなどもモンテッソーリ教育を受けているのです。
そんなモンテッソーリ教育を教えるために必要な教員資格は、日本モンテッソーリ協会が認定したモンテッソーリ教員免許状を取得する必要があります。その教員資格を持っていれば、全国にあるモンテッソーリ教育を実施している施設(主に幼稚園や保育所)で子供たちの指導にあたることができます。幼稚園など以外には、子供の家と呼ばれるモンテッソーリ教育を専門に行っている施設です。
教員資格は、国際モンテッソー協会にのっとっている国際免状と、日本の協会独自の免状があります。国際免状は、東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンターの1年制の教育課程を修了することで、取得することができます。
日本独自の免状は、定められた学校にて教員養成コースを受講して、総合試験を受けることになります。その試験に受かったら日本モンテッソーリ協会が認定している免状を取得できます。
モンテッソーリ教育の需要は日本でも年々増加しているといえます。そのため、今まで日本国内では3歳から6歳のクラスしかなかったのですが、小学生以上を対象とした教育も計画しているようです。
子供の自立性を高めながら、最善の発展を目指すというモンテッソーリ教育は、これからの時代に柔軟に適応できる人間を育てていくことでしょう。そんな教育を自ら学び教えるために、教員資格を取得する人が増えることは間違いないでしょう。